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「観音経」は、仏教徒なら一度は耳にされているほどポピュラーなお経です。 一昔前は文字を読めない人が多かったので、僧侶が解りやすく説いて聞かせたり絵で説明したりしました。しかし、教育が充実して読み書きが自由になった現代人は、皮肉なことに漢詩を読む習慣が薄れ、意味が解らない子守唄のような読経を聞かされるようになりました。 大雄山西圓寺では、観音信仰されている方や当寺の参拝者の皆様ために、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品二十五」(通称観音経)の経本を画僧でもある西圓寺住職が四十面の絵画に表し解説文とともに「絵とき観音経」として、誰でも鑑賞できるように境内に展示しています。 西圓寺は、平成三十年の秋に三十三年に一度尊顔を拝せるご本尊の「御開帳」を控えておりこのご寄付(一口5万円)頂いた方にこの「絵とき観音経」の豪華桐箱入り図録を謹呈しております。 詳しくはこのホームページのメールで問い合わせか、 0749-52-5168 西圓寺 までお電話ください。 ちなみに絵で描かれた観音経は,今から約千年前(1257年)に藤原光重が「観音経絵巻」を顕しています。 現在、ニューヨークのメトロポリタン美術館に収蔵されています。 |
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